廃業経験者向けのスタートアップ融資とは?

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2024-07-03

接骨院・鍼灸院を開業・運営する際に、どうしても必要になってくるのが「資金」です。その資金を調達するうえでの選択肢の一つが「日本政策金融公庫(以下、公庫)」です。業種や状況などによって様々な融資制度があり、開業を希望する方の強い味方になってくれます。

日本政策金融公庫には、新しく事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方のサポートを行う「新規開業資金」の融資がありますが、この新規開業資金では、女性、若者、シニアの方や廃業歴のある方、中小会計を適用して創業する方などの幅広い方のスタートアップを支援しています。

特に、新規開業資金(再挑戦支援関連)は、一度事業に失敗した方が創業に再挑戦する際に利用できる融資制度です。通常、破産や廃業をしている方は、再度、創業しようと思っても融資が難しくなることが多いのですが、この融資では、過去に廃業歴等があることが条件となっています。

新規開業資金(再挑戦支援関連)を利用できるのは、次のいずれかに該当する人です。
・廃業歴等を有する個人または廃業歴等を有する経営者が営む法人であること
・廃業時の負債が新たな事業に影響を与えない程度に整理される見込み等であること
・廃業の理由・事情がやむを得ないもの等であること

新規開業資金(再挑戦支援関連)についての詳細は、日本政策金融公庫のホームページをご覧ください。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/05_rechallenge_m.html

新型コロナウイルス感染症によって、廃業を余儀なくされた接骨院・鍼灸院も少なくありません。もし、もう一度接骨院・鍼灸院開業を検討されているのであれば、ぜひ一度相談してみてください。